2013/09/11

五島列島

旅の後半、長崎からフェリーに揺られること3時間。
フェリーの中は横になって昼寝してる人がほとんど。
船の揺れが気持ちよくて私もいつの間にかうとうと...
 



 
 
 
 
五島列島のひとつの島である福江島へ到着。
五島列島は〝祈りの島〟とも言われていて、古い教会が今でもたくさん残っています。
人々が熱心に祈りを捧げたその場所とは果たしてどんなものなんだろうととてもワクワク...
 
 
 
 
 
 
 
 
島をぐるりとひたすらうねうねドライブ。
片側断崖絶壁の細い道、木々に覆われた怪しい小道、トンネル抜ければ豊かな緑、
色んな表情の車窓を眺めながらどんどん車を走らせた。
 
 





今回の旅で楽しみにしていた五島列島の教会巡り。
長崎には130余りもの教会があり、そのうち五島列島には50もの教会が島の至るところに点在する。それらのいくつかの教会を巡り島を反時計回りにドライブしながら福江島を一周。

 





























 
 
まずは重厚な赤レンガ造りが立派な堂崎教会。
教会の中は資料館になっていて、はるか昔の長崎の人々が海外からやってきたキリスト教の文化を受け入れてきた歴史が描かれたものなど興味深いものばかり。

 





















 
 
 
次は貝津教会へ。ここは個人的にすごく好きだった教会。
綺麗なステンドグラスを通った優しい光はずーっと見てたくなるくらいに綺麗。
木の温もりを感じる明るい教会の中に入ると、何だか分からないけどどこか懐かしいような気持ちになった不思議な感覚。素敵な教会でした。















誰もいない静寂に包まれた教会。
ひとりぽつんと木のいすに座りこの不思議な空間を味わう。
ずーっと昔からこの場所で人々が祈り続けてきたんだなぁ…と、
そしてそれは何百年と経った今でも変わらず…



































思っていたよりも福江島は大きくて車で一周するのも一日がかり。
五島列島は他にも島がいくつかあるので、そのすべての島の教会を見るとなると3日はかかるんじゃないか!? けど他の島の教会にも行ってみたいなぁ。



福江島にはそのまま一泊。
名前と赤い文字がちょっと怖い鬼岳温泉に入って、夜は五島名物の五島うどんを食べて、
広すぎるお部屋でぐっすり就寝。


 








翌朝の朝食。今回の旅、食べすぎが続き常におなかいっぱい。笑
デザートもあったけど満腹すぎてパンとコーヒーで終わり。


朝一のフェリーで長崎に戻るはずが、フロントのお姉さんの勘違いで乗り過ごしてしまった…
まーいっかと島時間にまかせて次の便で長崎に戻った。
五島列島の島の人たちはシャイな人が多い気がした。
沖縄の島の人のようなフレンドリーな感じとはまたちょっと違うんだなぁ。


無事、長崎に戻り大浦天主堂とグラバー園へ。
修学旅行の学生に混じって園内を散策。



 





 
 

長崎の異国文化。そして五島列島。
キリスト教弾圧により250年もの長い間、キリスト教徒たちの苦しい潜伏を経て奇跡の復活。
今もなおキリストの文化は色濃く残っている長崎の町。
学生時代の教科書の1ページを思い返すようなシーンがたくさんあった旅だった。
来れて良かった。そしてまた来たいなぁ。




羽田に着くころにはもうすっかり夜。
東京タワーにスカイツリー、眩いばかりの光の数。
東京の夜景ってこんなに綺麗だったんだぁ。。と目を奪われた。
こんな景色を見せてくれる東京もいいもんだなぁ。。などとしみじみ思っていた。笑

 































いつもの見慣れた景色から初めて見る風景にポンと身を置いてみる。
すると、新鮮なエネルギーにワクワクしたり、心身にとても良い刺激を与えてくれたりする。
まだ見ぬ世界を求め、一人旅。
 

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